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OpenWorkの社員クチコミが多くの人に支持される理由

初めまして!採用広報担当の恵川です。
2015年からずっと広報を担当してきている古株ですが、実は先月まで3年間コンテンツマネジメントDiv. (通称コンマネ)と兼務しており、実際にユーザーの皆さんから投稿されるクチコミの審査にも携わってきました。

オープンワークでは、組織を6つのグループに分けており、グループにディビジョン(Div.)と呼んでいるチームが紐づく体制になっています。

コンテンツマネジメントDiv. は、社員クチコミだけでなく、企業情報や求人、Web履歴書など、OpenWorkサイトにおける情報(コンテンツ)全般の品質管理(マネジメント)を行っている部門です。

私はコンマネと兼務の傍ら、広報として色んな方にお会いする機会がありましたが「OpenWorkのクチコミって本当に質がいいよね」というお声をいただくことがとても多く、嬉しさと同時にコンマネとしてさらに頑張らねば!と身を引き締めていました。

支持していただけるのには、理由があるんです。

今回は、OpenWorkの顔とも言える「社員クチコミ」をどのように品質管理しているのかをお話ししたいと思います。

簡単に投稿できなくて、ごめんなさい

OpenWorkにクチコミを投稿するには、以下の条件を満たしている必要があります。

● 正社員または契約社員として、1年以上その企業に在籍
● 評価点及び、500文字以上の回答

これは、会社評価サイトの中でも一番ハードルが高いものになります(私調べ)。ですので、回答したくても条件を満たしていなかったり、500文字も書くのが大変…!というお声もいただきます。

もちろん、たくさんのクチコミを集めるならハードルは低い方が良いのですが、クチコミとしての「質」を追求していくにあたって、だれでも気軽の投稿できることよりも、サイトを訪れる方にしっかりとした「社員の声」を届けるためにあえて高いハードルを設けています。

また、投稿を誘導するためのプレゼントキャンペーンなども一切行ってきていません。ご自身の経験をシェアしたい、自社を受ける方の参考にして欲しい、投稿の1件1件に詰まっている投稿者みなさんの想いをしっかり受け取っています。

本当に全件目視審査しています

OpenWorkの運営ポリシーにもある「目視審査」は、もちろんですが本当に行っています。Webメディアの特性上、どうしてもいたずらのようなものが入ってしまうため、それには機械審査を活用していますが、サイトに掲載されるかどうかの判断は、人の目で行っています。

クチコミ審査を行う専門スタッフが、日々投稿されるたくさんのクチコミに目を通しています。

「でも、人によって基準が変わらない?」
「企業にとって都合の悪いクチコミは載らないとか?」

もしかしたらそんな疑問を抱く方もいらっしゃるかもしれません…!

クチコミ審査は1日にしてならず!ここからはクチコミを審査をするうえで大切にしていることをご紹介します。

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中立の立場で審査をする

OpenWorkは、企業の労働環境をオープンにしジョブマーケットの透明性を高めることで、「働きがい」を求めるすべての個人をサポートすることを目指しています。

この、「企業の労働環境をオープンにする」にあたって最も大切にしているのが企業でもなく、ユーザーでもなく、中立の立場に立って審査を行うということです。

その上で、サイトの品質担保や、投稿者を守る上で日々改善・改良を行っています。

独自の審査ガイドライン

大前提として、企業や他者を誹謗中傷するような内容は掲載しません。

しかし、それだけでは判断できない内容もたくさんあり、クチコミを審査するにあたっては、OpenWork独自のガイドラインがあります。

内容は社外秘になりますが、前身のVorkers時代も含めて10年以上社員クチコミに向き合いながら改訂や更新を繰り返し、なかなかのボリュームになっています。

ガイドラインは一度作ればずっと使い続けられるわけではありません。
労働環境、社会環境の両面から常に情報をキャッチアップして、実は四半期目安で見直しを行っています。

● 労働環境(法改正、時事的動きなど)
● 社会環境(情勢、社会的関心や価値観の変化など)

審査スタッフは最初に長時間の研修を受け、その後も更新ごとにフォローアップの研修を定期的に実施しています。少し大変ですが、ガイドラインをしっかりと理解した上で審査をすることで、人による判断のブレを防いでいます。

ガイドラインでも判断が難しい時はどうする?

そんな時は…、みんなで本気で悩みます(笑)

読む人によって色んな解釈や受け止め方が出てくるのは、クチコミも同じ。だからこそ、少しでも不安がある場合は必ず複数名の社員で話し合って判断するようにしています。全員の意見が違う場合はさらに議論が白熱し、結論を出すのに時間がかかることもあるのですが、多くの人が訪れるサイトだからこそ、1件1件のクチコミが与える影響を理解し、様々な角度や視点から検討を重ねるようにしています。

IT企業なので、もっとスマートに結論を出したいと思うこともあるんですが、ここはまだまだ泥臭く向き合っています。そういう中で出てきた新しい観点からガイドラインをアップデートしたり、質の追求に終わりはありません…!

将来的にはテクノロジーも駆使して、さらなる品質向上を目指したいです!

理想はルーブル美術館

ふぅ…ついつい熱を込めてお話ししてしまいました。昔創業者が話していたことを箸休めにして終えたいと思います。

ルーブル美術館にはゴミが落ちていないように、きれいなところにゴミは捨てられない。いかにそういう状態を維持していくか。

ちょっと昔の取材(※)で答えていたものなんですが、OpenWorkのコンテンツマネジメントが目指すのは、こういうこと。

OpenWorkを訪れてくれたユーザーが価値ある情報に触れ、自分もそういう情報を提供したいと思える。それが積み重なることで、サイト全体の質が高められていく。

まだ道半ばですが、頑張ります!



(※)個人的にとても好きな取材記事なのでぜひ☟